日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
089:「マーガリン」
朝食でパンを食べる人にとっては馴染みがあるのではないでしょうか。
「マーガリン」と似たもので「バター」がありますね。
「マーガリン」は植物性の油からできたもので、「バター」は牛乳からできたもの、という説明が一般的のようですが、ネットで調べてみると、両者の区別は意外に複雑のようです。
まあ、バターとの区別はさておき、「マーガリン」は英語では少し違う発音となります。
英語のスペルでは、マーガリンは「margarine」と書かれます。
ふむ、一見、そのまま「マーガリン」で良さそうです。
しかし、これの発音記号は、[mάːrdʒərən]となります。
カタカナで書くとしたら「マージャリン」という感じでしょうか。
つまり、真ん中は「ガ」ではなく「ジャ」となります。
もっと正確に言うならば「ジャ」でもなく、「ヂャ」という方が良いかもしれません。
「d」の音を発する時、舌先が口の中の天上(上あご)に触れますね。
発音記号の[dʒ]というのは、「d」という記号を含んでいますので、舌先を「d」のところにつけた状態から「ジャ」というように発音するのです。
カタカナでいう「チャ」に近い音であり、かつ「ジャ」となっているような音にすると良いでしょう。
とにかく、「マーガリン」では通じないと思ったら、「マージャリン」あるいは「マーヂャリン」と発音してみてください。
きっと通じると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)