英語の発音の中で、「f」の発音は日本人が苦手とする筆頭のうちの1つと言えます。

「f」の音とは、「空気のこすれる音」であり、「f」だけならば「のど」を使いません。

と、ここで文字だけで説明してもあまり伝わらないでしょうから、「f」の発音がいかに大事か、という話をしましょう。

「f」の音を正しく出すことができない場合、一番困るのは「数字」です。

・four
・five
・first
・fourteen
・fifteen
・forty
・fifty

また、「f」に近い「v」も「seven」「seventeen」「seventy」などで使われます。

つまり「f」の音を正しく出すことができない人は、「数字」を伝えるのに苦労する、ということでもあります。

今日の授業で、うちの生徒の1人とこんなやりとりがありました。

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生徒:

「先日、外国に用事があって、思い切って電話してみたんです。

 そしたら、以前は全く通じなかったのに、今回は通じたんです!

 しかも今回は、クレジットカードの番号を口頭で伝える必要があったので、

 数字がきちんと通じたのが嬉しかったです~!」

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私(久末):

「それは良かったですね!

 ここでさんざん絞られながら練習した甲斐がありますね(笑)」

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生徒:

「本当ですよ~。やった甲斐がありましたよ~!」

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この話を聞いて、私も本当に嬉しくなりましたが、なにより、この生徒さんご自身がこれまでに相当に努力されたのは言うまでもありません。

もちろん、通じたのは「f」の発音だけのおかげではありませんが、「f」の音が出せないと「数字」が通じない、というのはかなり大きな問題なのです。

「数字」が通じないと、「電話番号」「時間」「住所」「お金」などのやりとりの際に、とっても困ってしまうのです。

「f」の発音、英語を勉強している以上避けては通れないものです。

みなさんも是非取り組んでみて下さい。

※本校では「発音のみ」のレッスンも請け負っておりますので、興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。「Skype」を使ったオンラインレッスンもあります。

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