日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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375:「シャンデリア」
「シャンデリア」と言えば、天井から吊り下げられている「飾り付きの電灯」のことですね。
これは、英語では全く通じないということもないでしょうけれど、少し違った発音となります。
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「シャンデリア」は、英語では「chandelier」というスペルで書かれます。
これの発音記号は[ʃæ̀ndəlíər]です。
この発音記号をカタカナで表記するとしたならば、「シャンデリィア」となります。
一見、日本語のカタカナ発音と同じように見えるかもしれませんが、英語では「アクセントの位置」が異なります。
日本語の「シャンデリア」というカタカナ発音の場合は、最初の「シャ」が低く、「ンデ」が高くなり、最後の「リア」が低くなるのが一般的だろうと思います。あるいは最初の「シャンデ」が高く、「リア」が低くなる、という場合もあります。
いずれの場合も、最後の「リア」が低い音になるのが日本語のカタカナ発音ですが、英語では、最後の「リ」に当たる部分にアクセントが置かれるので、ここだけが高くなり、これ以外の部分は低く発音されるのです。
最初の「シャ」の部分は、少し長めに発音するので良いのですが、ここはグッと低く発音しておき、その後の「ンデ」に当たる部分も我慢して低くしておきます。
そして「リ」でアクセントをつけて高く、強く発音したら、今度は、少々「こもった音」で「ア」と発音しましょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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