「疑問詞」を使った疑問文を作るには、まず慣れないうちは、「答えとなる英文」を想定してから始めるのが良いでしょう。

「補語」を尋ねる疑問文を作るには、そもそも「補語」が入り込んだ文を想定するのが良いということです。

「補語」というのは、主に「主語とイコールの関係」となっている言葉のことです。

「補語」が入っている文型は、主に「第2文型(S+V+C)」という型になります。

この文型は、「S=C」という図式が成り立っている、ということを述べるような文型と言え、「V」の部分にはたいてい「be動詞」が使われます。

例: She   is   my  sister. 「彼女は私の姉です。」

この例文では、「She」が主語となっており、「is」が述語動詞(be動詞)となっており、「my sister」の部分が「補語」になっていると解釈できます。

この文が答えとなるとして、「my sister(私の姉)」という「補語」の部分を尋ねるような疑問文を作ってみましょう。

「my sister(私の姉)」が答えとなるような疑問文なのですから、日本語で言えば、「彼女は誰ですか?」という疑問文にすれば良いということなりますね。

「補語」を尋ねる疑問文は、「補語」に当たる部分の言葉を「疑問詞」に置き換え、その疑問詞を文の先頭に置きます。この例ならば「who(誰)」という言葉が疑問詞として使われます。

文頭に「疑問詞」を置いたら、あとは、「be動詞の疑問文」を作る要領で、「主語」と「be動詞」の位置を入れ替えれば完成です。

→  Who   is   she? 「彼女は誰ですか?」

このように「補語」を尋ねるような疑問文は、たいてい「be動詞」で表されますから、「疑問詞+be動詞+主語〜?」という形で文を作れば良いのです。

 

さて、次回は「目的語」を尋ねるような疑問文の作り方についてご紹介します。

 

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