前回からの続き】

前回、「理性」と「感情」の足し算と引き算の結果によって、人は「行動に移す」かどうかを決めている、と書きました。

そして、「感情」そのものはコントロールすることができなかったとしても、「理性」によって「行動をコントロールする」ということは可能である、とも書きました。

大人だろうと子供だろうと、自分の行動をコントロールすることは簡単ではありません。

大人であっても、「本当はやってはいけないと分かっていてもやってしまった」とか「本当はやらなくてはならないのにやらなかった」ということが、生きていれば誰にでもあります。

もちろん、頭で屁理屈をこねてああだこうだ言うのではなく、「感情にまかせて行動する」ということも時には大事かもしれません。

しかし、「理性によって自分自身の行動をコントロールする」ということもまた、人生を生きていく上ではとても大事です。

今日は、「理性」を高く持つために必要な「頭の忍耐力」というものを、どうやって身につけていけば良いか、という点について考えてみたいと思います。

 

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