私(久末)の愛車・デミオの燃費が、少し、1ヵ月前に比べて多少悪くなりました。

 ★ 7月2日: 15.05 km/L
 ★ 8月9日: 13.53 km/L

一番の原因は「エアコン」を多用するようになったことかもしれませんが、それだけではありません。

思い返すと、この1ヵ月ほど、運転そのものが「粗い」ような感じが自分でもしました。

なんでしょう、体調のせいか、疲れのせいか、とにかく、きめ細かで丁寧な運転ができなかったように思います。

私の車はマニュアルなので、「スピード」に合わせて「ギア」を自分で選ぶのですが、ギアに合わないスピードで回転数を高めすぎたりすれば、当然燃費が悪くなります。

信号が青になって発進して加速する時に、自分の車の性能に合わせた加速ではなく、無理な回転数までアクセルを踏み込んだり。

あるいは、十分な減速もせず、止まりたいところの直前でエンジンブレーキを必要以上に効かせて止まろうとしたり。

車というのは実に素直なもので、そういう負荷のかかる運転をしていればすぐに燃費は悪くなりますが、逆に無理のない運転を心懸けていれば、燃費はカンタンに向上します。

そう考えると、人の「心」や「身体」も同じだなと、ふと思ってしまいました。

仕事も勉強も人付き合いも、「自分に合ったペース」を超えて無理すれば、すぐに「心」も「身体」も疲れてしまうでしょう。

周囲に負けないようにアクセルを踏み込みすぎたり。
あるいは急に止まろうと不要なエネルギーを消費したり。

もちろん、より高いところを目指して一生懸命になること自体は結構なことだと思います。

しかし、それも自分に負荷がかかっていることを自覚しているなら良いのですが、自覚もなく無理を続けていれば、かえって悪い方向に進んでしまうことがありますね。

昨日の燃費を見ながら、愛車デミオの運転をもう少し丁寧にしようと思いつつ、仕事も勉強も人付き合いも、同じように「自分のペース」に気をつけようと心に誓う今日この頃でした。