去年の6月から、英検2級に「ライティング」が追加されました。

そして今年の6月の試験からは、「3級」と「準2級」にもライティングのテストが導入されます。

詳しい内容については、英検から出ている「プレスリリース」をご覧ください。(PDFリンクはこちら。)

「4級」と「5級」にもいずれは「ライティング」が導入されるらしいです。

英検も、ようやく「英文を作る」ということに重きを置くようになってきましたね。

 

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「英語を使う」ということは、すなわち「英文を作る」ことと「英語を発音する」ことの2つを実践していくことですから、この2つの能力を測らない試験というのは、英語の試験であっても「実用性に欠ける」と言わざるを得ません。

例えば、「TOEIC」の「Reading & Listening」はインプットに大きく偏っているため、これでハイスコアが取れたからと言って、それがすぐに「英語ができる」ということの証明にはなりません。

とは言え、英検の「ライティング」や、二次試験での「面接」におけるアウトプット試験も、十分とは言えません。

私(久末)の感覚では、「ずいぶん甘いなぁ」という感じです。

準1級合格者ですら、「英語が話せない」という人は結構たくさんいます。

同じ合格者でも、「ギリギリ合格した人」と「満点に近いくらいパーフェクトに合格した人」での差が開きすぎだと思うのです。

もう少し「合格ライン」を厳しめにしないと、せっかく準1級を持っていても、そのこと自体の価値が薄れてしまうような気がします。

 

まあ、とにかく、それでも英検が「ライティング」というアウトプットの要素を積極的に取り入れてきたことは評価できます。

このことは、普段から「ライティング」の学習を実践している人にとってはチャンスです。

新たな英検では、ライティングの配点が高めのようですので、ライティングで点が取れれば、全体のスコアアップにつながるからです。

英語を学ぶのであれば、普段から「ライティング」や「発音」といったアウトプットの学習をやるようにしましょう。

 


 

本校では、「ライティング(英作文)」や「発音」や「音読」や「英文暗唱」といったアウトプットの学習に重点を置いたレッスンを行っています。

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