日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「080」番です。
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080:「テーマ」
「テーマ」という言葉は、英語では「theme」というスペルで書かれます。
これは、発音記号では、[θíːm]となります。
無理矢理カタカナで書くなら、「スィーム」という感じですが、最初の「スィ」の音も、このカタカナの通りではありません。
これは「th」のスペルの音なので、「舌先」を適度に「上の前歯」よりも前に出し、「舌」と「上の前歯」との間にうまい具合に「空気のこすれる音」が出るように息を吐き出します。
それでいて、直後の母音は「イ」の音ですので、「舌と上の前歯」の隙間から空気をこするように息を吐き出しながら、それが途切れることなく、「イ」という音を出すのです。
まあ、これは間の前で実践してみないとなかなか難しいとは思いますが、とにかく、「テーマ」というカタカナでいくら伝えても、まあ、通じることはないでしょう。
ヘタでも「th」の音を使った「スィーム」と言った方がまだ通じる可能性があると思います。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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