今日の午後は、久しぶりに「通訳」の仕事に行ってきました。
このお客様はインド人なのですが、シンガポールの会社に勤めていて、日本に化粧品等の商品を仕入れるために日本に来ました。
相手が大企業であれば、たいていは英語の分かるスタッフがいるのでしょうが、今日の打ち合わせの相手はネットビジネスで大成功しているものの規模としては非常に小さな企業です。
このため、社内に英語がわかるスタッフがいない、という事情でした。
全く日本語が分からないインド人と、全く英語が分からない日本人。
筆談でなんとかなるかと思って1回目は「通訳ナシ」で会合を持ったのですが、それでは全く通じなかったために通訳を雇おうということになったのだそうです。
普段、日本人ばかりを相手にしているとなかなか実感がわきませんが、日本国内だけを見つめる生活をしている間にも、「世界」は動いているのです。
原発問題や円高などで敬遠されがちな日本だと思いきや、そういう中にもビジネスチャンスを見出して、果敢に日本国内の企業にアプローチを試みる人も世界にはいるのですね。
私は普段英語を教えていますが、今日みたいに実際に自分が英語を使う機会を与えられると、私自身も英語の一学習者として勉強し続けていて良かったとつくづく思います。
世界を相手にしたビジネスのチャンスが、まだまだあるのではないかと考えさせられます。
日本だからできること、日本人だからできること、まだまだ、あるのだと思います。
さて、今からまた夜の授業が始まります。
英語を学ぶ素晴らしさを、少しでも生徒達に伝えられるように頑張ります!