いくらやっても英語ができるようにならない人は、どうしてできるようにならないのか? その原因を探ることが重要だ!
英語ができるようにならない原因はいくつも考えられるが、以下、主なものを挙げてみる。あなたはいくつ当てはまるだろうか?
① 英語はカンタンではないという覚悟が足りない!
英語はカンタンには身につくものではない。その事実をあまり真剣に受け止めず、「○○ヵ月で英語が身につく」といった宣伝文句に飛びついてしまうと、結局は長い時間が経っても英語が全く身につかないままとなる。「外国語」を身につける訳だから、当然、それなりに時間も努力も必要になるはずだ。まずは、簡単に身につけようなどと都合の良い考え方を捨て去り、じっくり取り組むことが大事ではなかろうか。
② アウトプットが不足している!
これは英語に限った話ではないが、人が何かを身につけようとする時には、「インプット」だけでなく「アウトプット」の行為が必要となる。例えば「単語を覚える」というインプットの学習自体は良いことだが、その後で、今度は「単語を使って文を作ってみる」といったアウトプットの学習・トレーニングをしなければ、英語ができるようにならないのも当然である。使える英語を身につけたいならば、「入れたら出す」という学習における基本的な考え方を忘れてはならない。
③ 音声を取り入れた学習が決定的に不足している!
英語は「お勉強の科目」である以前に、世界中の人々が生活や仕事などで使っている「言語」である。言語であるならば、「音」を用いたやり取りが必須なはずだが、日本人の英語学習者の多くは、英語の音声を十分に取り入れていない。中学校や高等学校などの教育の現場でも、「言語」として英語を身につけられるほどの音声を取り入れられていない。文字ばかりの頭でっかちの学習をいくらやっても、「言語」としての英語が身につくはずがない。
④ 会話のパターンだけを丸暗記しようとしている!
「英会話教室」や「英会話の本」などを見ながら、「こんな時はこう言う」といった会話パターンだけを丸暗記しようとしても、実際にはなかなか使えるようにはならない。会話の際は、相手がこちらの思い通りの返答をしてくれるとは限らないからだ。英文は、根拠を持って自力で自由自在に作り出せるようにすべきである。
さて、以上に挙げた他にも、英語ができるようにならない原因はたくさんあり得る。学習者自身では気がつきにくい原因もあることだろう。デュープラー英語学院では、英語を身につけたいと真に願う人達を対象とし、小学4年生から大人まで、一人一人個別に指導を行う。まずは冒頭で挙げた通り、「できるようにならない原因を探ること」が肝要だが、必ず光は見える。諦めずに取り組もう!
(久末)