英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「desperate」という言葉です。

以前、「デスパレートな妻たち」というアメリカのドラマがありました。

これを知っている人ならば、「desperate」は「デスパレート」と発音するのかな、と思ってしまうかもしれませんね。

しかし、「desperate」の正しい発音は「デスパレート」ではありません。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「desperate」の発音記号は[déspərət]となります。

カタカナで書くとしたなら、「デェsパレt」という感じです(「s」と「t」は、それぞれ「ス」と「トゥ」を無声音にした音となります)。

まず、カタカナのように「デスパレート」と発音する場合と大きく違うのは「アクセントの位置」です。

英語では、この単語は最初の「デ」の部分にアクセントが置かれます。

なので、「デ」を強く、高く発音しなくてはなりません。

そして、「デ」の音の後は、グッと低く下げていき、弱い音のまま一気に最後まで発音します。

さらに、「デスパレート」というカタカナ発音との違いは、最後の部分です。

「ate」という文字を見て、「エート」という音になるのかな、と思った人はまだまだ甘い。

では「エイト」という二重母音か?と思った人もまだまだ。

確かに「動詞」であれば、語尾が「ate」というスペルになっているものは[eit]という発音、つまり「エイト」という感じの音になります。

しかし、「desperate」は「形容詞」です。

形容詞の語尾が「ate」となっている場合には、多くは[eit]ではなく[ət]という発音になります。

発音の仕方は、「イt」あるいは「エt」のような感じになるのです。

この単語の場合は、「エ」に近い感じにすると良いと思いますが、決して「エー」と長く伸ばしてはいけません。

[ə]の発音は、「エ」のようであり、「イ」のようであり、あるいは「ア」のようにさえ聞こえることもあります。

というわけで、「desperate」の発音は「デスパレート」ではありません。

是非覚えておいてくださいね。

 


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