<前回の続き>

 

このテーマで書くのは久しぶりです。

私自身、どこまで書いたかすっかり忘れてしまっていたので、過去の記事を読み返してしまいました。

一番最後に書いたのは、なんと「2013年9月24日」でした。

私にしては珍しく、この時期わりと間を空けずに連載していたテーマだったのに、この日の後、一体私の身に何があったのだろう…??? 何も思い出せません。

まあとにかく、続きを書きますね。

先におさらいしたいという方は、これまでの記事一覧をお読みください。
(これまでの記事一覧はこちら。)

 

さて、自分の子供に英語を習わせるべきか否かで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

ある調査によれば、「子供に習わせたい習い事ランキング」で、「英語・英会話」は必ずランクインするどころか、「1位」となることも多いのだとか。

親として、「将来」への備えをきちんとしてあげたい、それが英語を習わせることなんだ、と思っている人がたくさんいるようです。

ところが、私自身は、「あまり早い時期から英語を子供に習わせるのは良くない」と考えています。

その理由は…

 

<アメブロからの続きはここから>

 

以前も書きましたが、どんなことも「継続」しなくては身につきません。

いくら子供の脳がやわらかく、色々なものを大人の何倍ものスピードで吸収することができると言っても、「大人になっても継続する」ということができないのならば役に立ちません。

私もかつては「小学生」を対象に英語を教えていた時期がありますので、子供が習い事を継続することの難しさは、よ〜く知っています。

また、中学校に入れば、嫌でも英語の勉強が始まります。

前回も書きましたが、あまりに早い時期(幼稚園の頃とか、小学校低学年とか)に英語を習い始めたとしても、それが必ずしも中学校に入ってから有利に働くとは限りません。

小学校5年生とか6年生とか、もう少しで中学校に入るという頃になって「英語が嫌いだから辞める」ということになってしまえば、中学校に入った時には、気持ちの上では「マイナス」のスタートとなり兼ねません。

全く英語に触れたことがなければ、中学校に入ってから「新鮮」な気持ちで新しいこの科目を勉強することができるのに、「子供の頃に、一度やって辞めた」という事実が残ってしまうと、むしろ他の生徒よりも「苦手意識」や「嫌悪感」が強く出てしまい、取りかかりにくくなってしまうのです。

だから、絶対にやってはいけないのは「小学校6年生の時に英語を辞める」ということです。

そもそも「継続する」のは、どんなことであっても、大人であっても簡単なことではありません。

「継続する(させる)のは難しい」ということを知った上で、幼少の頃から始めるのならば何も言いません。

しかし、そのことがすっかり頭から抜け落ちてしまい、「子供のうちに英語を習わせなくては」と呪文のように繰り返す近所の親たちの雰囲気に負けてしまうと、後で子供がえらい目に遭います。

 

では、英語を始めるのに一番良い時期はいつなのでしょうか?

中学校に入れば「科目」の1つとして英語の授業が始まります。

学校の授業で遅れを取らないようにするには、その少し前が良いと思います。

小学6年生の頃か、あるいは、もう少し早め、小学5年生から始めるのでも良いかもしれません。

ただ、小学5年生の場合は、中学入学まで1年以上ありますので、「継続」という観点で慎重になるべきです。

私の個人的な考えでは、子供に英語を習わせるのに一番良い時期は「小学6年生の1学期」です。

中学入学まで1年を切っていれば、子供自身も「来年、これを学校で習うのか」というように、身近なものとして英語を受け入れることができます。

さらに、小学5年生でも良いのですが、せいぜい、5年生の「2学期以降」で十分です。

それより早いと、中学入学まで継続する、ということができなくリスクが高まります。

まとめると、「小学5年生の2学期〜6年生の夏休み前」あたりがベストということになりますね。あくまでも私見ですが。

 

さて、次回は、どのようなスクールを選んではいけないか、について考えてみます。

どうぞお楽しみに!

 


 

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