英語ができるようになりたければ「英作文」をやるべきだ、というテーマの3回目です。

1回目は、「口頭での英作文」と「筆記での英作文」について書きました。

2回目は、「文法項目」に基づいた英作文について書きました。

今回は、いよいよ実践編です。

「口頭」と「筆記」のそれぞれのメリットとデメリットを押さえつつ、かつ「文法項目」を意識した英作文トレーニングの方法。

それは…

 

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まずは、「文法項目」を1つ、決めます。

そして、その文法項目に従って、「筆記の英作文」をやります。

できれば「正しい答え」や「模範解答」がある問題を用意すると良いでしょう。

あるいは、答えを「添削」してくれる誰かがいる、ということでも構いません。

どちらにしても、「正しい答え」がきちんと得られるような環境で英作文を進めていくのがとても大事です。

「正しい答え」を得られるという前提で、「和文」から「英文」を作っていきます。

 

さて、本校では、前回ご紹介したような「文法項目のリスト」に沿って、英作文問題プリントを使用した英作文トレーニングを実施しています。

1つの文法項目につき「7日分」のプリントがあり、1つのプリントには「15問」の問題があります。

1日1枚のペースでプリントを解いていくと、1週間で1つの文法項目を学習することができます。

1週間の間、毎日「同じ文法項目」を使い、英作文のトレーニングをします。

プリントには「和文」が問題として書かれているので、それを「英文」にして書いていきます。

15問全ての英作文を書き終えたら、模範解答を見て丸つけをします。

丸つけをして、間違っていた場合には「模範解答」をきちんと書き写し、正しい答えをプリントに書き込みます。

こうやって、同じテーマの文法項目を1週間続けていきます。

「筆記」による英作文をドンドン進めていく一方で、模範解答まで書き終えたプリントを使い、今度は「口頭」による英作文をトレーニングしていくことができます。

丸つけ済みの英作文プリントの「答え(英文)」の部分を紙などで隠し、日本語の問題部分だけを目で見てから「口頭」で英文を言ってみるのです。

答えを見ないで英文を声に出して言った後、今度はすぐに「答えを見て」英文を声に出して言ってみます。

「見ないで言う、見て言う」ということをやりながら、全15問中、いくつ正解できたかを確認します。

一度は「筆記」で正しい英文を書いたはずなのですが、時が経ってからやり直してみると、結構間違えてしまうものです。

「口頭」で英文を作るというトレーニングは、そのまま「会話力」に直結します。

言いたいことを頭に浮かべ、それをすぐに「声」に出して英文を作るのです。

会話というのは、そういうことを繰り返し続けていくことと言えます。

文法項目に沿って英作文プリントを進めていき、一通り全ての文法項目をトレーニングし終えた時、「英語というのは、こうやって話したり書いたりすれば良いのだな」という感覚を持つことでしょう。

「英文を作る」ということが楽にできるようになれば、その分だけ英語が身についたと言えるのです。

 


 

本校で使用している英作文プリントは、原則的に中学校の教科書に基づいていますので、中学生をはじめ、英語が分からなくなった高校生、あるいは大人でも使うことができます。

オリジナル英作文を使った英語学習法に興味のある方は、是非一度、本校の「無料説明会」にお越しください。

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