<前回の続き>

(『誰でも「できる人」になれる!』シリーズの記事一覧はこちら。)

 

たいていどんな人であっても「できる人になりたい」という願望が多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

できる人は、まず自分自身を窮地から救い出すことができます。

さらに、自分だけでなく、自分のまわりの人達をも窮地から救い出すことができます。

自分を救い、人を救うには、相応の「能力」が必要です。

「できる人」は「能力がある人」です。

ですが、「能力」というものは、よほど特殊なものでない限り、健康な頭と身体さえあれば、誰でも身につけることができます。

「誰でもできる人になれる」ということを前提としながら、いったい、どうすれば「できる人」になれるのか。

前回までは、「考えることができる」ということと、「実行に移すことができる」ということの2点について書きました。

今回は、さらに別の観点から、「できる人」になるために何をすべきかについて考えてみたいと思います。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

何かに取り組んで、どんどんできるようになっていく人は、たいてい「考える」ということと、「実行に移す」ということの両方ができる人です。

「考える」というのは、本当に「色々なことを考える」ということであり、ワンパターンで何か1つのことを考えれば良いということではありません。

できる人が何かに取り組みながら考えることの中には、「予測を立てる」ということが挙げられます。

実行に移す前に、「これを実際にやってみた後の結果はどうだろうか?」ということを想像するということです。

過去の経験から、おおかたの予測が立つこともあれば、不確定要素が入ってきたことで予測を立てるのが困難な場合もあります。

しかしどのような状況であっても、「どんどんできるようになっていく人」というのは、行動に移す前の「予測」を怠りません。

「予測」をした上で実行に移す。

そして、実行に移した後にやるべきことは、「予測と実際との違いを検証する」ということです。

できる人は、予測を立てる際も、1つの結果を予測するのではなく、いくつもの結果を予測します。

予測したうちの1つでも正解ならば、「どうしてその予測が正しかったのか」あるいは「どうしてそれ以外の予測は間違っていたのか」ということを考えていくのです。

そういうことを1つ1つの行動について頭で考えている人は、少しずつ、「予測の立て方」が上手になっていきます。

予測の立て方が上手になれば、全く経験のないことであっても、「おそらくこうなるだろう」というように、高い確率で結果を予測し、当てることができるようになるのです。

「考える」のと「実行に移す」に加え、「予測を立てる」のと「結果を検証する」ということを取り入れていけば、さらに「できる人」に近づいていきます。

「予測」と「検証」をあまりやらない人は、是非取り入れてみてください。

 

<続く>