日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズの「064」番です。

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064:「オリーブ」

あまり料理をやらない私でも、「オリーブオイル」は知っています。

「オリーブ」は、英語では「olive」と書かれます。

昔、レベッカの曲でありましたね(笑)(知らない人は、そっとしておいてください。)

まあ、とにかく、「olive」という英単語は、日本語の「オリーブ」という発音とは全然違います。

「olive」は、発音記号では、[άliv]となります。

実はこの発音は、少し面倒な発音なのです。

問題は最初の[ɑ]の音です。

これは、ローマ字のように読めば「ア」の様に発音されると思われますね。

しかし、実際は日本語の「ア」というわけではありません。

この発音になるスペルとしては、まず「o」が筆頭に挙げられます。

続いて、「w」の後ろの「a」、つまり「wa」のスペルです。

ほとんどは「o」となるのです。

例えば、「Tom」「hot」「not」などです。

これらは、日本語で言えば「トム」「ホット」「ノット」などとなりますね。

つまり、「o」のスペルは「ア」というよりは「オ」の音に近いのです。

アメリカ人ネイティブの中には、ほぼ「ア」に近い人もいますが、私はやっぱりスペルの「o」に従って「オ」にした方が良いと思うのです。

かと言って完全な「オ」でもありません。

つまり、「オ」でありながら、少し「ア」が混ざっていて、それでいて、やっぱり「オ」だな、という感じで発すると良いのです。

ね? 日本人には面倒な発音でしょ?

というわけで、「olive」という単語は、最初が一番面倒くさいのです。

さらに、最初の「o」のスペルのところに一番アクセントを置かれるという点も、日本語の「オリーブ」という音とは全然違っています。

日本語の場合は「リー」から音が高くなりますが、英語の「olive」の場合は最初の「o」が一番高く、強く発音されます。

そして、「li」のスペルの部分は、日本語のように「リー」と伸ばさず、短く「リ」と発音します。

最後の「v」は、「下唇」と「上の前歯」の間で空気が「こすれる」ように息を吐き出し、喉を振動させずに「ヴ」と発音します。

是非、やってみてください!

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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