日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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161:「ジュエリー」

 

一般に「宝石類」のことを「ジュエリー」と言いますね。

これは英単語から来ている言葉ですが、英語では「ジュエリー」とは少し違った発音となります。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「ジュエリー」というのは、英語では「jewelry」というスペルで書かれます。

これの発音は、ハッキリ言って日本人には少々難しいでしょう。

発音記号では、[dʒúːəlri]となります。

まず、「ヂュ」と発音します。

これは「ジュ」のような音ですが、「d」の発音が最初にありますので、舌先をきちんと上あごの前歯の手前に当てた状態から音を発しましょう。

言うなれば「ジャ行」ではなく「チャ行」を濁った音にしたような感じです。

で、「ヂュ」と言えたら、それを少々伸ばします。

「チュー」に近い音ですが、それを気持ち、濁らせるのです。

「ヂュー」の後は、軽く「ア」と言いますが、あまりハッキリ「ア」と言わないようにしましょう。

「ア」の後は、「ル」ですが、「ル」というのは、「L」の単独の場合は「舌先をつけっぱなしにした音」になります。

「L」の後ろに「母音」がつく時、その母音に移行する際に「舌先」が外れます。

後ろに母音がない場合には、「ラ」と発音する際に舌先がつくところにしっかりと舌先をつけたままの状態にして、喉から「ウ〜」といううなり声を出します。

舌先をつけたままで「ウ」のようなうなり声を出し、「L」の単体の音が出せたら、その後は、逆に「R」の音に切り替えて、「リ」と発音します。

「R」は「舌先」ではなく「舌の両サイド」を使って発音しましょう。

 

全体では、「ヂューアウリィ」という感じになります。

最後の「ウ」は、日本語の「ウ」ではなく、あくまでも「L」の音なのですが、「ル」という音とは違います。

「ウリィ」の部分は、少々難しいですが、コツを掴めばうまく音を出せるようになります。

是非、練習してみてください。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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