日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
179:「リフォーム」

 

自分の家の一部を改装・改築することを「リフォーム」と言いますね。

これ、意外に英語では通じなかったりします。

では、「リフォーム」というのは、英語ではどのように表現すれば良いのでしょう?

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

<アメブロからの続きはここから>

 

「改装」や「改築」というのは、英語では「renovating」や「remodeling」という言葉で表現されます。

「renovating」は、もともと「renovate」という動詞を名詞化したもので、「renovate」自体は「修理する」や「復元する」や「回復させる」といった意味を持ちます。

家のリフォームの意味で「renovating」と言うと、それは「壁紙」を変えたり、「照明」や「ガスコンロ」などを新しい物に変えたりすることを意味します。

一方、「remodeling」というのは「remodel」という動詞を名詞化したもので、「remodel」自体に「型を再形成する」という意味を持ちます。

建築物に対して「remodel」という言葉を使うと、部屋の壁を壊して他の部屋とつなげたり、キッチンをいったん壊してリビングとつなげたり、することを表します。

つまり、建物の「構造」そのものを変えるほどの規模になると「remodel」という言葉が使われ、構造には変化はないけれど中身を新しいものにする場合には「renovate」という言葉が使われるということです。

どちらの場合でも、英語では「reform」という言葉は使われません。

カタカナだからと言ってそのまま「リフォーム」と言っても通じませんのでご注意を。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

(これまでの記事一覧はこちら。)

 


 

本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。

キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。