日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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237:「ストレス」

 

今の時代、大人も子供も、程度の差はあれ、多くの人が「ストレス」を抱えて生きているように思います。

あまりに強いストレスが長い期間に渡って続いてしまうと、心の健康状態を悪くしてしまいます。

自覚がないままそういう状態になってしまうこともあるので、気をつけたいものです。

さて、「ストレス」という言葉ですが、そのままカタカナでは英語では通じません。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「ストレス」は、英語では「stress」とも表現されます。

これの発音記号は[strés]となります。

カタカナで書くとしたなら「stレェs」という感じです。(「s」は「ス」、「t」は「トゥ」をそれぞれ無声音にした感じです。)

日本語のカタカナの場合は、「ス」が低く、次に「ト」が高くなり、「レス」が再び低くなる、という音程となるのが自然だろうと思います。

しかし、英語の場合は、最初の「st」の音は「無声音」となります。

「ストゥ」という音を、「声帯」を振動させず、ヒソヒソ声のようにして出すのです。

そして、その次の「re」のスペルの部分にアクセントが置かれます。

これはカタカナで言う「レ」の音となるわけですが、「R」のスペルですから、「舌先」が口の中でどこにも触れないようにしながら(舌の「両サイド」が上の奥歯の内側に当たるようにしながら)発音するようにしましょう。

そして、最後の「s」のスペルの部分は、再び「無声音」で「ス」と発音します。

要するに、この単語には「e」という母音字が1つしか入っていないため、母音の音も「1つだけ」ということになるわけです。

日本語のカタカナのように「ト」という音が際立って聞こえるような発音の仕方では通じない可能性が高いと言えるでしょう。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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