日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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304:「ローテンション」

前回、「ハイテンション」はそのままカタカナでは英語としては通じない、という話をしました。

「ハイテンション」が通じないなら、当然、「ローテンション」も通じないということになります。

「テンションが下がる」とか「テンションが低い」という意味で「ローテンション」と言いたいならば、英語では別の表現が使われます。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「ローテンション」という意味合いのことを英語で言いたい場合は、「not feel up to〜」や「be depressed」などの表現が使われます。

「not feel up to 〜」は「〜に対して気が乗らない」とか「〜ができる気がしない」という意味になります。

また「be depressed」は「気分が沈んでいる」とか「落ち込んでいる」といった意味になります。

例: I’m  not  really  feeling  up  to  it  right  now.
「僕は今、それに対してあまり気が乗っていない。」

例: I  was  a  little  depressed  then.
「私はその時少し気分が沈んでいました。」

これ以外に、アメリカの俗語で「lowkey」という言い方もあります。

「lowkey」の「key」というのは、音楽でいう「キー」のことです。つまり「lowkey」は「低いキー」という意味であり、これにより「通常よりも気分が低い」ということをそれとなく表すことになるのです。

ただ、「lowkey」は「あまり大きい声では言えないけれど」や「本当のことを言うと」という意味合いもあり、必ずしも「テンションが低い」という意味になるとは限りませんので注意しましょう。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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