「品詞」というのは、主に以下の8つに分類されます。

1. 名詞
2. 代名詞
3. 動詞
4. 形容詞
5. 副詞
6. 前置詞
7. 接続詞
8. 間投詞

 

前回説明した「等位接続詞」というのは、いかにも「接続詞っぽい接続詞」と言えます。

「何かと何かをつなげる」というシンプルな働きをするからです。

ところが、今日のテーマの「従位接続詞」は、あまり「接続詞っぽくない接続詞」なのです。

従位接続詞は、単純に「何かと何かをつなげる」という働きをするのではなく、もう少し複雑なことをします。

このことを説明する前に、まずは「節」という言葉について説明します。

「節(せつ)」というのは、「主語+述語動詞」を含んでいるものの、「文」ではなく、「文の一部」として機能する部分のことです。

例えば、以下の文を見てください。

I  like  apples,  and  he  likes  oranges.

この文の中の「I like 〜」と「he likes 〜」の部分は、どちらも「主語+述語動詞」という形です。

1つの文の中に、「主語+述語動詞」を含むかたまりが「2つ以上」あった場合に、それぞれの「主語+述語動詞」を含むかたまりのことを「節」というのです。

上の文では、「I like apples」というのが1つ目の節で、「he likes oranges」というのが2つ目の節ということになり、1つの文の中に「2つの節」があるということになります。

 

それで、「従位接続詞」の話に戻りたいのですが、その前に、もう1つ、「従位節」という言葉について説明しなくてはなりません。

小刻みですみませんが、それはまた次回に説明しましょう。

どうぞお楽しみに!