こんにちは!

TOEICの試験を受けたことのある人ならお分かりと思いますが、この試験はとにかく「時間」との勝負です。

2時間もの間、ずっと集中して「200問」を解ききるのですから、最後まで終えるのも楽ではありません。

今日は、TOEICの試験時間配分について考えてみたいと思います。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

TOEICの試験は、たいてい「13:00(午後1時)」に開始します。

以下、試験内容と時間を見てみましょう。

TOEICは「リスニング」と「リーディング」に分かれており、それぞれ、以下のような「Part」に分かれています。

■リスニングテスト(13:00〜13:45)
・Part 1(10問)
・Part 2(30問)
・Part 3(30問)
・Part 4(30問)

■リーディングテスト(13:45〜15:00)
・Part 5(40問)
・Part 6(12問)
・Part 7(48問)

「リスニング」の方は、流れてくる音声に合わせて回答していくしかありませんので、時間調整は自分では不可能です。

問題なのは「リーディング」の方です。

「リーディング」は、リスニング終了直後に開始となります。

リスニングは毎回数分の誤差がありますが、リスニングが終了してからきっちり「75分」が与えられます。

例えば、リスニングテストが「13:47」に終わったりした場合、「2分遅れ」でリーディングテストが始まりますので、試験終了時刻も「15:02」になる、という具合です。

とにかく、リーディングテストには「75分」の時間が与えられるのですが、自分で時間調整をすることができるのは、この「75分」です。

多くの受験者が、75分の時間では足りずに試験終了となっています。

仮に、リーディングテストが「13:45」ピッタリに始まったとしましょう。

ここから始まって、「Part 5」「Part 6」「Part 7」を解き進め、「15:00」には終えなくてはなりません。

再度、問題数を見てみましょう。

・Part 5(40問)
・Part 6(12問)
・Part 7(48問)

問題の内容についてはまた別の機会にご紹介しますが、とにかく、一番ウェイトが大きい「Part 7」をなんとかしなくてはなりません。

多くの受験者が「時間が足りない」と言っているのは、この「Part 7」なのです。

「Part 7」の問題を最後まで終えるのは、かなりの上級者でも至難の業です。

しかし、時間が足りなくなるのは、「初めから時間配分をしていない」ということが原因の1つと言えます。

 

個人的には、以下のように時間配分をするのがベストではないかと思います。

・Part 5(40問)>>> 13:45〜14:00(15分)
・Part 6(12問)>>> 14:00〜14:06(6分)
・Part 7(48問)>>> 14:06〜15:00(54分)

つまり、リーディングテストが開始してから、およそ「21分」ほどで「Part 7」に入るのです。

言い換えるならば、試験中に時計を見て「14:06」になった時点で「Part 7」に入っているということです。

そのためには、「Part 5」と「Part 6」をかなりのスピードで解いていく必要があります。

「Part 5」は「1問=20秒」のペースで進めれば「13分強」で終わります。

また、「Part 6」は「1問=30秒」のペースでちょうど「6分」で終わります。

このペース配分は、それほど不可能な数字ではありません。

もちろん、スピードを上げることで正解率も下がるかもしれませんが、それよりも「Part 7」の最後の方に全く手が回らないで終わってしまうよりはマシです。

なにしろ、「Part 7」はリーディングテスト全体の「48%」も占めているのですから、ここで「半分」しか取れなければ、スコア全体に大きく響きます。

 

というわけで、「時間」を気にしながら、最後まで終えることをまず意識してみると良いかもしれません。

その上で、「スピード」を維持しながらも「正解率」を高めて行くためには、それなりの英語の学習を普段からしておかなくてはなりません。

特に、試験前の「音読」や「暗唱」はとても有効です。

信じられないかもしれませんが、「音読」や「暗唱」をたっぷりとやってから試験に臨めば、普段よりもスピーディーに英文を読み進めることができます。

是非、お試しあれ。

 


 

本校では、「音読」や「暗唱」を徹底的に指導します。

それは「発音」だけを主目的としているのではなく、「文法を自分に深く定着させる」という大きな意味もあります。

また、「TOEIC」などの各種受験対策も合わせて行っています。

本校のレッスンに興味のある方は、まずは「無料説明会」にお申し込みください。

>>> 無料説明会のページ