英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「associate」という言葉です。

これは「結びつける」とか「連想する」といった意味の動詞です。

割と英語学習を進めてきた人ならば目にしたこともあるかと思いますが、割と英語学習が進んでしまったが故に、この単語を「アソースィエイト」と発音するものだと勘違いしている人もいることでしょう。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「associate」の発音記号は[əsóuʃièit]です。

発音に関して注意すべき点は2つです。

まずは「sso」の「o」のスペルは、「オー」という長母音ではなく、「オウ」という二重母音であるという点。

そしてもう1つは、「ci」のスペルの部分を「スィ」と発音するのではなく、「シ」に近い音で発音すべきであるという点。

前者の「二重母音」の問題は、この単語に限らず、多くの日本人英語学習者が持っている「クセ」のようなものです。

「二重母音」をきちんと発音するように心懸ければ、英語の発音全体が引き締まって聞こえます。

それから、後者の「ci」のスペルの部分に関しては、「勘違い発音シリーズ」の「178」でも説明した「appreciate」と同じ問題です。

割と英語学習を進めて来た人ほど、「ci」というスペルを「シ」と発音せず、[si]という発音記号、つまり「スィ」のような音で発音しがちです。

「ci」を「シ」と発音する人は、逆に英語の発音にかなり無頓着な人と言えます。

ところが、今回の「associate」や、No.178で説明した「appreciate」などは、「ci」というスペルでありながら[si]ではなく[ʃi]という発音記号となり、つまりは「スィ」ではなく「シ」に近い音となるのです。

つまり、「associate」や「appreciate」の「ci」のスペルの部分に関しては、皮肉なことですが、英語の発音に無頓着な人の方が「正しい発音」となっているかもしれない、ということなのです。

是非覚えておいてくださいね。

 


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