「be動詞」は「A=B」というように、何かと何かが「イコールの関係」となっているということを表すような文を作る時に使われる言葉です。

例1:  I  am  Taro. → 私はタロウです。

この文では、最初の「I(私)」の部分が「主語」、「Taro(タロウ)」の部分が「補語」と呼ばれます。

そして、真ん中の「am」が「be動詞」ということになります。(be動詞は、「〜である」という日本語に訳すと良いでしょう。)

「主語+be動詞+補語」という形の文では、「主語=補語」というような意味合いの文になる、というわけです。

 

さて、「主語」に入る言葉は、「名詞」あるいは「代名詞」です。

前回も書きましたが、「主語」に入る言葉の「人称」と「数」によって、「be動詞」もまた形が変わります。

 

そして、「補語」に入る言葉もまた、「名詞」あるいは「代名詞」なのですが、その他に「形容詞」が入ることもあります。

上記の例では、「私=タロウ」という意味の文となっており、「タロウ」という補語の部分は「名詞」と言えます。

では、次の文を見てみましょう。

例2: He is young. → 彼は若い。

この文では、「彼=若い」というような意味が表されています。

「young(若い)」という言葉は「形容詞」ですが、補語のところに入っています。

 

このように「主語=補語」という意味合いの文を作る際、「補語」には「名詞」や「代名詞」だけでなく、「形容詞」も入るということを覚えておきましょう。

補語に形容詞が入った場合には、「be動詞」そのものは日本語では表現されないことがありますが、頭の中では、be動詞は「〜である」という日本語に置き換えておくと良いでしょう。

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