「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「ラ・ラ・ランド」です。

 

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これは2016年に公開されたアメリカ映画で、原題は「La La Land」です。

私は公開してすぐの頃に映画館に見に行きました。

見る前から「かなり良い」との評判を耳にしていたのですが、映画館で見た後の個人的な感想は「なんだか暗い話だなぁ」でした。

で、あれから2年近く経ち、最近、ムービープラスで放送されていたのを録画して見てみました。(以下、ネタバレ含むので注意。)

今回は、なんとなくストーリーを覚えていたので、初めて見た時に比べ、割と冷静に話を追いかけることができた気がします。

もっと言えば、私は一時期サントラのCDを車の中でずっと聞いていたので、「あ、あの曲だ!」という感じで映画を見ることができました。

見終わった感想は、やっぱり「暗い話だなぁ」と思ったのですが、前回よりも少し、意味深く感じられたように思います。

この映画の主人公の2人にとって、「夢を追いかけ、実現させる」ということと「好きな人と一緒にいる」ということの両立は難しいようでした。

別の言い方をすれば「仕事を取るか、恋愛を取るか」のような二者択一の感じです。

でも、言わんとすることは分からなくもないけれど、「結局、両立は無理でした」という結末にしてしまうのは、やっぱり「暗いなぁ」という感じがしてしまいます。

切なくて、なんだか悲しい感じです。

「ラ・ラ・ランド」という、いかにも楽しそうなタイトルのわりに、気分が沈んでしまいそうな終わり方っていうのはどうかなとも思いました。

まあ、ストーリーはともかく、音楽の部分は個人的に割と好きです。

英語は、標準的な英語が使われていて、あまりきついスラングは使われていない印象ですので、英語学習という観点ではなかなか良いのではないでしょうか。

まだ見たことのない人には、それなりにオススメします。