日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「010」番です。
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010:「ウィルス」
昨日と今日は、ちょっと体調がイマイチな私(久末)ですが、体調を崩す原因の一つに「ウィルス」というものがありますね。
英語では「virus」と書かれます。
日本語の「ウィ」の音からは想像しにくい「v」のスペルから始まっているのです。
これを発音記号にすると、[ˈvai(ə)rəs]となります。
真ん中の「(ə)」の音は発音しなくても構いません。
むしろ、個人的には発音しない方が自然と思います。
つまり、カタカナで書くなら「ヴァイラス」のような感じになります。
まず、最初の[vai]の音は、前回の「vitamin」と同じです。
[v]の音は、「上唇と下唇」をピッタリ閉じず、うっすら、隙間を空けます。
そして、「下唇」と「上の前歯」の間に空気のこすれるような音を出しながら発音するのです。
そして、[v]の次は、[ai]という発音です。ここにアクセントが置かれます。
続いて[rə]の発音ですが、これは、舌を手前に丸めつつ舌先を上に触れないようなポジションから始めます。
唇はやや「ウ」の形にしておくと良いでしょう。
喉からはこもった音を出しながら、少しずつ「ア」に近い音に変えるように舌を伸ばしていきます。
この時、舌先が最後までどこにも触れないように注意して下さい。
唇をすぼめて、軽く「ワ」というような感じで「ラ」と発音するような感じです。
最後は、「ス」という音を、声帯を震わさないで、前歯から空気を出すように発音して完成です。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!