日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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136:「サイン」

 

「サイン」という日本語は、色々な場面で使われます。

英語でも「サイン」という言葉があります。

しかし、英語における「サイン」は、使われる場面によっては日本語のようには通じない可能性があります。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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日本語で「サイン」という場合、いくつかの場面に分かれます。

まずは、「芸能人」や「有名人」が一般の人に自分の名前などを書くことを「サイン」と言いますね。

この意味では、英語では「サイン」という言葉を使わずに、「autograph」という言葉を使います。

「サイン」という日本語の発音とほぼ同じ英語の単語としては「sign」という言葉がありますが、「sign」は「印」や「兆候」という意味で使われるので、芸能人などに書いてもらう「サイン」の場合には「autograph」を使うようにしましょう。

 

次に、「書類などにサインを書く」という場合、つまり「署名」という意味での「サイン」は、英語では「signature」という言葉が使われます。

「sign」は動詞として「署名する」という意味で使われますが、「Please write your sign here.」のように使うのは不自然です。

「署名してください」ならば、「Please put your signature here.」あるいは「Please sign here.」とするのが自然です。

 

「サイン」という言葉は、英語にも「sign」というほぼ同音の言葉があるのでそのまま使って良さそうに思えてしまいますが、場面場面で他の単語と使い分ける必要があるのです。

 

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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