日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
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214:「ブーケ」

 

手に持つことができるように束ねた花のことを「ブーケ」と言いますね。

結婚式などでよく聞く言葉です。

これはもともとフランス語の言葉でしたが、英語でも使われます。

ただし、「ブーケ」という言い方では少し通じにくいことでしょう。

さあ、今日も一緒に勉強しましょう!

 

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「ブーケ」は、英語では「bouquet」というスペルで書かれます。

これの発音記号は、[boukéi]あるいは[buːkéi]となります。

これをカタカナで書くとしたら、「ボウケイ」あるいは「ブーケイ」となります。

「ボウケイ」はともかく、「ブーケイ」ならば、日本語の「ブーケ」に近いのではないか、と思うかもしれませんね。

ところが、発音記号を見て頂ければお分かりの通り、この単語のアクセントは後半の[kéi]のところに置かれます。

つまり、日本語で「ブーケ」と言う場合には、最初の「ブ」が高く発音されるので、ここにアクセントが置かれるように聞こえます。

英語の場合は後半の「ケイ」のところにアクセントが置かれますので、最初の「ボウ」あるいは「ブー」の部分は、低く、弱く発音されるのです。

アクセントの位置が違うと、単語の印象が全く異なって聞こえます。

是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

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