今日はプライベートな内容ですが、まあちょっと、聞いてくださいな。

2013年9月、私(久末)は個人で使用するブルーレイハードディスク録画機を購入しました。

価格.comで最安値だったものを選んだのです。

その時、「販売店」が提供している「5年延長保証」というものに入りました。

メーカー保証は「1年」で切れてしまうので、その保証を延長して5年にするという、よくあるやつです。

で、その録画機は順調に働いてくれていたのですが、最近になってハードディスクの調子がおかしくなってきました。

これはもう修理か、買い換えかな、と思案していたところで、そういえば延長保証に入っていたことを思い出しました。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

家の中を探し、使用説明書と一緒に保管していた「保証書」の書類一式を見つけ出しました。

日付を見てみると、「2013年9月」となっており、そこから「5年間」とありますから、よし、まだ間に合うぞ、ということを確認。

早速、その保証書に書かれている販売店の電話番号に電話をかけてみました。

ところが!

 

なんと「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」という冷たいメッセージが聞こえて来ました。

すぐにネットで販売店の名前で検索してみましたが、1つも該当するものが出てきません。

どうやら、倒産したらしいのです。

これは困った。

延長保証の書類には「株式会社ワランティマート」というところに保証内容を委託している、との記載がありました。

そこで今度は、販売店ではなく、株式会社ワランティマートで検索をしてみました。

ところが、そのワランティマート自体も「2016年6月」に倒産したらしく、ネット上には被害を訴える人の質問などが書き込まれていました。

ふむ、これは泣き寝入りかな。

と思ったその時、「ワランティマートの業務の一部を、別の会社が受け継いでいる」という記事が目に止まりました。

その記事を読んでみると、ある別の会社が確かにワランティマートの業務を受け継いでいるようなのです。

再び希望の光が見えたような気がして、すぐにその業務を引き継いでいる会社に電話をしてみました。

電話に出た女性に一通り事情を伝えたところ、「確認します」とのことだったので、一度電話を切って待ちました。

しばらくして、今度は同じ会社の別の男性から電話がかかってきました。

すると、「お調べしましたところ、誠に申し訳ございませんが、お客様が商品をご購入された販売店に関しましては、弊社で保証業務を引き継いでおりません。」との説明がありました。

まあね、ここまで辿り着いただけ自分でもエライと思うけど、最初から「もうダメだな」と半分以上諦めていましたからね。

私はこれ以上の粘りは時間の無駄だろうと早々に諦め、「はあ、そうですか、ありがとうございました」とだけ言って電話を切りました。

 

延長保証というものは、こんなにも信用ならないものなのでしょうか?

販売店が倒産していなければ、販売店になんとか掛け合うこともできましたが、その販売店もなくなっていました。

販売店もなくなり、保証会社もなくなってしまう、ということを想定しながら延長保証をつける人はいないと思うのです。

こういうことは、オンラインで何かを購入するということのリスクの1つなのかもしれません。

ネットショッピングが当たり前になりつつある今、こうした延長保証が無効となるというような問題が起こり得るということも、しっかり認識しなくてはなりませんね。