英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「imagine」という言葉です。

今は亡きジョンレノンが作った曲名としても有名ですね。

これ、日本人は当たり前のように「イマジン」と言いますが、英語での発音は微妙に違います。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「imagine」は、発音記号では[imǽdʒin]となります。

カタカナで書くとしたなら、「イマァヂン」という感じです。

日本語の「イマジン」とほぼ同じですが、どこが違うのでしょうか?

注意すべきは「ジ」の部分です。

日本語で「イマジン」と発音する時、たいていの人は「マ」から「ジ」に移る際に「舌先」がどこにも触れない状態で発音することでしょう。

しかし、「imagine」の発音記号を見てみると、日本語の「ジ」に当たる部分は[dʒi]となっています。

[dʒi]と[ʒi]は、どちらも「ジ」のような音になるのですが、違いは「d」があるかないかです。

「d」がついている[dʒi]の方は、舌先を一度「d」の発音の際につけるところにつけた状態にしてから「ジ」と発音します。

その音は、「ジ」というよりも「チ」に近く、さらに言えば「チ」に濁点をつけて「ヂ」とした感じです。

仮に、舌先を「d」の位置につけずに「ジ」と発音したとしたらどうなるでしょうか?

その場合は、ネイティブには「s」のスペルに聞こえます。

つまり、日本人が「イマジン」と発音したのを聞くと、単語の雰囲気から「imagine」だと想像することは容易でしょうが、実際には「imagine」ではなく、「s」を使った他の単語、例えば「immersion」などの単語として聞こえてしまう可能性もあるのです。

そのような誤解を生じさせないためにも、「ジ」のところではきっちり舌先を「d」の位置に当てた状態にして、「チ」あるいは「ヂ」に近い音にするようにしましょう。

 


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