英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「passenger」という言葉です。

これは飛行機や列車などの「乗客」といった意味の言葉です。

ローマ字のように読めば「パッセンジャー」となりそうなので、実際にそう発音している人も多いかもしれませんが、正しい発音は少し違います。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「passenger」の発音記号は[pǽsindʒər]となります。(あるいは、辞書によっては[pǽsənʒər]などのようになっているものもあります。)

カタカナで書くなら「パァスィンヂャァ」という感じになります。

まず、例によって「アクセントの位置」に注意が必要です。

カタカナで「パッセンジャー」と発音すると、おそらく「パッ」が低く、「セン」が高くなり、そして最後に「ジャー」が低くなるというのが普通ではないでしょうか。

しかし英語としての発音では、最初の「pa」のスペルの部分にアクセントが置かれるので、ここが高く、強く発音されます。

しかも、「pa」のスペルは[pæ]という音なので、小さい「ツ」を入れて「パッ」とするのではなく、少し長めに、やや「エ」の音を入れて「パァ」という感じで発音すると良いでしょう。

そして、「sse」の部分は、「セ」というよりは「スィ」という感じの音、つまり「イ」の音を入れるようにした方が良いと個人的に思います。

最後の「ger」は、舌先をつけて「チャ」という音に「濁点」をつけた音として「ヂャ」という感じで発音すると良いでしょう。

日本語では「ジャ」の音は「舌先」を触れないでも発音することができますが、[dʒ]の音は「舌先」をつけた状態から発せられるため、「ジャ」というよりは「チャ」に濁点がついたような「ヂャ」という音になるのです。

是非覚えておいてくださいね。

 


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